べに猫タイプを一言で言うならば、「博愛主義」です。
親切で情に厚く、責任感も併せ持っているため、困っている人を見かけたら、世話を焼いてあげるような、優しさと同情心をもっています。
「人に喜んでもらいたい」という気持ちと、「人に嫌われたくない」という気持ちを両方内包しているしているため、少し八方美人に見られることもあるかもしれません。
ですが、言葉尻が柔らかく、平等に優しいべに猫タイプのことを、周りの人はとてもやわらかな印象を持っているようですよ。
また、想像力に優れているため、相手の気持ちを察するのが得意で、見返りを求めない愛情を注ぐことができます。
しかし、人のために行動しすぎて自分が損をすることもあり、「NO」と言えないことがあります。しかし、それは人のためにはなりませんので、心を決めて「NO」という勇気をもつことも大切です。
整理整頓が得意で、見た目が綺麗に整っていると心が落ち着きますが、机の上は綺麗でも、引き出しの中まで気が回らず、ごちゃごちゃしているタイプです。
べに猫タイプは細やかな気配りができて、穏やかで繊細な性格です。
周りのみんながうまく行くための方法を常に考えています。
他人に喜んでもらうことを当たり前と考え、周囲の変化や周りの人の状態に気を配り、世話を焼いてあげたくなることが多いでしょう。
「やりすぎない」ということを念頭に置いておけば、自分の心が擦り切れずに、ストレスが溜まりにくいでしょう。
また、美意識が高く、感性豊かなため、身の回りのこと、人や物の調和を整えることが好きです。
自分自身や周りの人にとっての居心地の良い生活を作りだすことが、心の安定につながるようです。
しかし、無意識のうちに完璧主義者になりやすく、完璧を求めてしまうことがあります。
ある程度のところでOKとすることも覚えると良いでしょう。
べに猫タイプは、人のために献身的な行動をとることができる人です。
相手を喜ばせようとする姿勢が強く、相手の気持ちや考え方をよく観察する性質から、交渉ごとに長け、相手に合わせた言い方やアプローチをすることができます。
相手が喜んでくれると、その喜びに共感し嬉しくなります。
周囲の人には、あなたが尽くす一方でメリットが見えないかもしれませんが、「誰かに尽くすこと」自体に喜びを得られているのです。
この特性から、べに猫タイプは人は人や生き物のお世話をするような仕事が向いています。
保育士や、介護職、動物のお世話の仕事などに対して、献身的に働くことができるでしょう。
誰かに仕事や勉強を教える際も、相手のレベルや考え方を考慮してサポートすることができるので、人を育てる仕事も向いています。
人や動物を育てることはとても大変な仕事ですが、自らの手で育てる喜びや、やりがいを感じられる仕事でもあります。
調和を愛するべに猫タイプは、周囲の人たちとの不和が起こってしまうと、気持ちが落ち着かずに不安定になります。
また、べに猫タイプの行動の源は「善意」であるのにもかかわらず、相手から理解されないようなことや、空回りしてしまうと、そこから悩みへと発展してしまうようです。お世話を焼くことができない状況は、べに猫タイプにとってはとても辛い状況なのです。
べに猫タイプは気が利き、周りをよく見ているからこそ、先回りしすぎて失敗してしまうことがあります。
自分が先回りしてしまうことで、他の人の自立や成長を阻害してしまったり、自分のために動くことが難しくなることがあります。
また、人のために頑張る気持ちが自己犠牲にすり替わってしまい、自分のために動くことが難しくなることもありますので、ほどほどにするといいでしょう。
「ととのえる」
モヤモヤしたら、お部屋を整えたり、心が躍る綺麗な場所に出向いて、まずは目に入るものを美しいものにしてみてください。
心が安定して、あなた本来の優しい世界に戻ることができます。
人のことばかり考えて、
自分のことを大切にするの
が苦手なあなた。
もう少し自分のために
時間を使ってみてください。
あなたの中心点を常に
自分のそばにおいておけば、
自分の中で尽くしすぎて
疲れてしまう時のサインが
わかりやすいかもしれませんよ。