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ゆるりコラム
2023.9.8
もも猫占いのコンセプトである、深夜に眠れず、不安に押しつぶされそうになっている方へ、「前向きになれるようなメッセージを贈るためのコラムを、当サイト管理人であり、【心と体がちょっと疲れたときに一息つける本】ゆるり幸福論 自分らしい幸せの手に入れ方 の著者が、ゆるりと書き続けていきたいと思っておりますので、ぜひお付き合いくだされば嬉しく思います。
今日は、みなさんに、イエスキリストの言葉、「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。」という言葉を贈りたいと思います。
今どうしようもなく、不安になって、どこにも行けずに、心を閉ざし、頑なになっている方へ、とても優しく響く言葉であるでしょう。それは間違いなく保証いたします。
皆さんは、将来を不安に思うことはありますか?一度も思ったことはないという方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
老後に不安を感じて悲観してしまうことや、結婚できるかな、お金は足りるかな、子供は産めるかな、就職できるかな、あの人に会いたくないな、好きな人に同じ想いで返してもらえるかな、あの人に嫌われたくない、など、様々な悩みの中で生きています。
そんなとき、私は、キリスト教徒ではないのですが、この言葉を胸に、心を落ち着かせるようにしています。
実際の言葉は以下になりますので、ぜひ読んでみてください。
思い悩むな
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。 あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。 しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。 だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
漠然とした不安は、心に染みを作りながら侵食し、いつしか心のトラブルとなって、私たちを蝕んでいきます。
不安の9割は起こらないと言われていますが、それでも不安は私たちのそばに、ずっと近くにいる感覚に苛まされてしまうのではないでしょうか。
でも、それは先を見すぎているから、不安に苛まされ、疲れてしまうのです。
私たちが生きているのは、「今」であって、「明日」ではない。
私たちの心を支配している不安は、「今」現在本当に起こっていることでしょうか?
ということを、一旦考えて欲しいのです。
まだ起こっていなくて、頭の中の想像だけで作り上げたものならば、まずはそれを一旦捨て置いてみませんか。
それはまだ、私たちの身に起こっていないのなら、不安に感じる必要はないのです。
そして、もし万が一その不安に直面したら、その時に悩めばいいのです。
そう、「明日の私」が悩むことに対して、「今の私」が悩む必要はないのです。
実は、この言葉を最初に読んだ時は、あまりピンとはきませんでした。
キリストの言葉は少し固くて、現代を生きる私には、すとん、と腑に落ちる感覚ではなく、「いい言葉だなー」くらいの感覚で、さらりと読んでいました。
世の中にはいくつものすてきな言葉たちがあるのに、そのほとんどは、通過していきます。
理由は簡単です。腑に落ちていないから。そして、刷り込まれるように何度も体に入れていないから。
何度も不安に苛まされて、落ち込んで…を繰り返してしまうなら、少しずつ、自分の体に語りかけるように、「それは明日の私が悩めばいいのではないのかな?」と言い聞かせて、一旦悩むのを保留にしてみませんか。
私の場合は、壁にぶつかったとき「今は今日を生きるんだよ」と刷り込むようにしていました。
そして、じっくりと私の中に浸透して、今ではやっと、皆さんにこの言葉を胸を張ってお伝えできるようになったのではないかと思います。
今だけを見る。まずは、今日を生きる。
明日のことは、明日の私が考える。
お金、仕事、恋愛、人間関係…いくつもの不安材料が、そこかしこに落ちているので、私たちは、いつだって簡単に不安になります。
本当は、何の不安もなく、心を軽くして、羽ばたけるようなかろやかさで、毎日をハッピーに過ごしていきたい。
それならば、まずは今日を生きるのです。
明日のことは考えずに、「今を生きる」
そして、深夜に寝る前には、「今日を生きた自分」に丸をつけて、明日の悩みは明日考えることにして、一旦寝てみるのです。
だって、その不安は、まだ起こっていないのですから。
今日のあなたは、今日を生きれたのですから。それだけでまずはいいではないでしょうか。
キリストがこの言葉を発したのは紀元前。
時代がいくつ変わろうと、使う道具が変わろうと、生活が変わろうと、仕事が変わろうと、人間の根幹は変わっていないのです。
思い悩み、苦しみ、不安を抱えて生きてきたのは、昔の人も、今も、変わらずにある共通の悩みであり、だから今も、キリストの言葉は人々の心をうち、人類の中で生き続けているのです。
キリスト教に入信しましょうとは言いません。(私も違いますし、でも、素晴らしい考え方だと思っています)
ですが、エッセンスはいただきましょう。
大事なのは、「今、今日を生きる」ことなのです。
それでも「まだ起こっていない未来」に対して、不安になってしまう。という方がいらっしゃるかもしれません。
私たちの不安はどこから来るのでしょう。
漠然とした、まだ起こっていない不安に対して…例えば、私の例で言いますと、「会社のお金」について考えてみることにいたしましょう。
会社が倒産する時というのは、いくつも理由がありますが、その中の一つに、「会社の資金が底をついた」場合が挙げられます。
いくら業績が良くても、会社の口座に今あるお金(現金)がなければ倒産します。
逆に、いくら莫大な借金があっても、会社にお金(現金)があれば、倒産しない。といったようなイメージで、会社の口座にいくら残っているか、で会社の未来が変わるのです。
その時に、どうしたって最悪の状態を考えてしまうかと思います。
この場合は、「会社の資金が底をついて、倒産してしまう」といったような話になりますが、一旦ここで立ち止まって欲しいのです。
その状態になった時、それはもちろん悲しいし、苦しいのですが、この話は、私の生命そのものを脅かすような話ではないのです。
ダメだったらまたチャレンジすればいい。
間違ったなら、正しいやり方を模索すればいい。
チャンスの神様は前髪しかないと言いますが、そんなことはないのです。
いつだって私たちのそばで、チャンスの神様は微笑んでいます。それを私たちが受け取るか、受け取らないかだけの話なのです。
不安の源泉を見つけたならば、私たちがすることはただ一つ、そういう未来が万が一訪れたとしても、毅然とした態度でそれを受け入れ、前向きに進めるような心を持ち続けることなのです。
そして、まだその未来は起こっていないのなら、「不安」に焦点を当てるのではなく、「今できていること」に焦点を当てるのです。
世界人権宣言では、このような文章があります。
すべて人は、生命、自由及び身体の安全に対する権利を有する。
私たちは、自分の心の平穏を保ち、安心して暮らすために生きていいのです。
だから、明日のことに思い悩むことなく、まずは今を生きる。今日を生きる。
そして、今日を生きた自分に、マルをつける。
明日の悩みは明日の私がきっと、一生懸命に生きるから、明日の私に任せればいい。
だってその不安たっぷりの未来は、まだ来ていないのだから。
そんな風に、未来の不安を抱えたら、ぜひつぶやくように、皆さんの体の中に入れて、蓄積してみてくださいね。
きっといつか、腑に落ちる瞬間がやってきます。
私がそうであったように。
私はこのコラムで何度も皆さんにお伝えするでしょう。
「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。」と。
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。
どうぞ皆さま、ゆるりと幸せに日々を過ごせることを願っております。