ニュースやメディアを見るたびに辛いと感じてしまい、落ち込んでしまった時に読むメッセージ

2023.9.14

もも猫占いのコンセプトである、深夜に眠れず、不安に押しつぶされそうになっている方へ、「前向きになれるようなメッセージを贈るためのコラムを、当サイト管理人であり、【心と体がちょっと疲れたときに一息つける本】ゆるり幸福論 自分らしい幸せの手に入れ方 の著者が、ゆるりと書き続けていきたいと思っておりますので、ぜひお付き合いくだされば嬉しく思います。

今日は、「ニュースやメディアを見るたびに辛いと感じてしまい、落ち込んでしまう方」へ送るメッセージです。
今はジャニーズ問題が大きく報道されており、ジャニーズファンの方はとても心が苦しかったり、心がぺちゃんこになってしまうようなニュースが立て続けに起こり、無気力になっているのではないでしょうか。

正義というのは、どこから見るかでまったく変わってきます。あなたからは、正義として見えているものも、他の誰かからしたら悪に見えている。なんてことはありますし、逆も然りです。

だからこそ私たちは、世の中に「絶対」なんてないということを頭の片隅におきながら、自分の心を傷つけない方法を見つけて、自己防衛していく必要があるのです。

そんなニュースやメディアから流れてくる情報に疲れてしまっている方に送るメッセージと、心の静めるための方法と安定するための方法を、お届けしたいと思います。

心を揺るがせないために、情報をシャットダウンする

私たちは、集団生活をする生き物である以上、「仲間と助け合い生存していく」ということが遺伝子レベルで組み込まれています。なので、共感する力というのが、強い生き物です。（とくに女性が多く持ち合わせていると聞きますが、本当のところはどうかはわかりません）

だから、朝イチのニュースで飛び込んでくる、痛ましい事件や事故を見ると、同情したり、自分のことのように悲しくなってしまい、朝から憂鬱な気分になってしまう時がありませんか。（繊細さんとも言いますが、HSPの方に多いそうです。）

それは、共感力が高すぎるために、同情したり、自分が傷つけられたような気持ちになってしまい、心にダメージを与えてしまっているのです。

また、情報を得るということは、生きる上で大きなメリットがありました。
それは、私たち人間が狩猟採集民だったときにさかのぼりますが、”危険を察知すること＝生存確率を上げる”であり、生命そのものを守るために、必要なことだったのです。

しかし、現在は、その心を痛めたニュースを含む、情報のほとんどが、あなたに関係のないニュースが多いのではないでしょうか。
極端な話、どこかで起きた殺人事件も、汚職問題も、共感する必要も同情する必要もないですし、そもそも関係ありません。税金などは関係あるでしょう？と聞かれるかもしれませんが、「あなたの今現在の生活そのものを根幹からひっくり返すもの」でない場合は、関係していても、心を乱してまで騒ぎ立てる必要はありません。

知らぬが仏。という言葉のとおり、世の中には知らなくてもいいことで溢れています。
私たちは、こんなに情報が溢れている時代において、もはや情報の取捨選択が必要であって、「あなたの心を乱すつらいもの」をスルーしていくスキルを求められています。

どうにもならないことで悩まない

ニュースやメディアから発せられる言葉に心を乱されてしまった方に、その心を乱したものは「あなたがどうにか頑張ったら変えられるものなのか」を問うてみてください。

人の心や情勢など、自分一人ではどうしようもないものには、そもそも悩む必要がありません。
悩んだところで、どうにもならないのではあれば、そこで悩み苦しむことこそが無駄になってしまいます。

それよりも、心が落ち着いて、情報をシャットダウンできる状況を作り、その優しい場所で心おだやかに生きていくことの方が大切です。

あなたは、あなたの心を最優先で守る義務があるのです。

では、生活に関係する物事に直面してしまったら？

その場合は、なんと言ってもまずは今日をしっかり生きることに尽きます。
辛くても悲しくても、長い目で見ることがとても大切です。

こちらの記事もご覧いただき、不安に押しつぶされてしまいそうな今のあなたを心配しすぎないことが大切です。

瞑想の習慣を取り入れる

では、話を進めてまいりましょう。
瞑想がいいというのは、みなさんよく聞く話かと思います。
でも、瞑想すると何がいいというのは、案外知られていないように感じておりますが、瞑想するといい理由の最たるものは、なんと言っても情報のシャットダウンです。

考えなくてもいいこと、どうにもらないこと、忘れてしまいたいこと、全てを全部頭の中から放り出して、ただ心も頭も鎮めていく。

これが瞑想の根幹になります。

では瞑想ってどうやってやるの？

仏教の瞑想の方法に入るためのきっかけ40種類あり、そのなかの一つをご紹介します。

頭の中を色で満たす

• 何色でもいいのですが、円盤または、一色の丸いものを用意します。
• その用意した丸いものを目の前に置いて、じっと見つめ続け、頭の中でその色の名前を呟き続け、頭の中をその色でいっぱいにします。
• それができたら、そこから意識を変えて、座って瞑想に入ります。

最初は雑念が入ってきて、うまくいかないことも多いのですが、繰り返していくうちにすっと入れるようになりますので、根気良く続けてみてください。

心が乱れてしまって疲れてしまったとき、あるいは、考えすぎて眠れない時など、あなたの頭をフル回転させてぐるぐると回り続ける不安や悲しみや同情や怒りなどから、解き放ってみましょう。

あなたの心を痛めるものたちから、離れていいのです。

どうしても考えてしまって、頭から離れません。

どうしてもそれができないくらい疲弊したら、忙しくしてみるのもありです。
情報を入れる隙間を与えないのです。

心を亡くすと書いて、「忙しい」と書くくらいですから、考える余裕もないほど忙しくしてみることによって、得られるメリットはあります。
とにかく考えないようにする環境を作っていくこと、できるだけ見ないようにすること、見てしまってネガティブ思考になった自分を責めないこと。

以上のことを念頭において、過ごしていくといいかと思います。

とても今はお辛い時期かもしれませんが、あなたのその辛さは、時が解決してくれることもあります。
長い目で見て、今は苦しくても、ずっとは続かないということを信じて、情報をシャットダウンしながら自分の心を大切にしていく。

そんなことを繰り返していくと、私たちはより一層、心がかろやかになっていくのではないでしょうか。

それではまた次回のコラムでお会いしましょう。
どうぞ皆さま、ゆるりと幸せに日々を過ごせることを願っております。

もも猫占い管理人の本

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